APRS  TinyTrakの製作

TinyTrakの製作

2012年3月18日 22年度 群馬県支部の技術講習会が行われましたものと同じものを作ってみました。

           技術講習会のTiny Trakはプリント基板になっていて小型ですばらしいものです。

           技術講習会の時の組み立ての詳細、免許関係はこちらを参照願います。

 

APRSの回路図

   

 

基板作成

  ユニバーサル基板で作成しました。

  ディップスイッチは3つで良いのですが、有りあわせのスイッチを使用しました。

 

 

組み立て

   電源&トランシーバー側がDSUB9PのR(ジャック)、PC/GPS側がDSUB9PのP(プラグ)に設定しました。

   PIC ICへはDK7IN OM がWebサイトで Ver1.6を公開しています。こちら です。   

   ダウンロードしたTT−in−16.zipを解凍して、TT−in−16.hexをPICライターにて書き込み後

           ICソケットへ差し込みます。

  

 

 Tiny Trak Configuration by N6BG

   設定の為のソフト(Tiny Trak Configuration by N6BG)をPCへダウンロード

           してからリバースケーブルを使用して、PCと組み立てたPC/GPS(ジャック側)コネクターを接続して

           設定内容を書き込みます。

            Write Configurationの四角枠をクリックすると書き込めます。

   確認の為、書き込み後 Read Configurationの四角枠をクリックすると書いた内容が読み込めます。

        

 

   リバースケーブルが有りませんでしたので下記のような変換器を使用しました。 

   

  

 

GPS(GT−720F)の接続

  

 Tiny Trak 本体と直結も出来ますが、RS−232Cケーブルを使用してGPSのみダッシュボードに置く事にしました。

  

 

動作は??

  これで完成したと思い、Tiny TrakとGPSを接続し、トランシーバーのマイクとスピーカーに接続出来る様に配線し

        電源を入れましたが動作しませんでした。JH1NDM萩原OMに教えていただいたところGPSを4800ボーに設定して

       いない事が解かりました。

  GT−720Fは初期設定が9600ボーになっていますので、4800ボーに設定し直す必要があります。

  Tiny Trakが4800ボーである事を理解していませんでした。

 

GPSへの5V接続コネクター

  GPSとPCのRS−232Cに接続するのに、電源の5V接続コネクターを作成しました。

  (秋月電子にGT−720Fの小さなコネクターに直接差し込むことが出来るコネクターワイヤーがある事を後に知りました。)

   GT−720Fの電源電圧は、3.3V〜6Vですので12Vを接続すると壊れます。

 

 

 

 GPS Viewerによるボーレートの変更

   GPS Viewerをパソコンにダウンロードしてセットします。

   GT−720FとRS−232C+5V接続コネクターを接続します。

  

 Com Port     Baudrate   Close

  COM1(私の場合)    9600      ここをクリックするとConnect(コネクト)する。

  

  左上のBinaryをクリック、Configuer Serial Portをクリックすると

    中央に小さな四角画面のConfiguer Serial Portが現れる。

   Baudrateを 「4800」、

   Attributesを 「Update to SRAM+FLASH」 を選択して

  下のSetをクリックすると4800に変更される。左上のMassage画面内の英文字と数字がパラパラと動くように

      なります。 

  

 

  確認のためもう一度

 Com Port     Baudrate   Close

  COM1(私の場合)    4800      ここをクリックするとConnect(コネクト)する。

  この時すでに左上のMassage画面内の英文字と数字が同様にパラパラと動いています。

 

完成

  Tiny TrakとGPSを接続し、トランシーバーのマイクとスピーカーに接続して電源を入れましたら

        GPSランプとRXランプが交互に点燈し、すぐにGPSランプが点滅を始めました。しばらくするとGPSランプ

        が点燈したままになりGPS受信状態になりました。

  (GT−720F内部のLEDは電源を入れると点燈し、GPS受信状態になると点滅しています。)

   

 2号機  2012年3月24日

  1号機はPowerランプを付けた為か5V電源のICレギュレーターが発熱しましたので、2号機はアルミのケースに

        入れてICレギュレーターをアルミケースで放熱させることにしました。

  さらに、13.8VをICレギュレーターで10Vにした後、5VのICレギュレーターを使用して5V電源としました。

 

 

  DSUB9Pinコネクターの片側は基板取り付けタイプを使用して、基板の保持はこのコネクターのみで行うことにしました。    

 

 

  ワイヤーを外さなくても基板の裏を確認出来るようにした為、配線長は少し長くなりました。

  

 完成です。

   パワースイッチも付けてみました。

  

    

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